ついに「地鳴らし」が発動し、ますます盛り上がってきているアニメ「進撃の巨人」。人気シリーズですが、登場するキャラクターが多く「こいつ誰だっけ?名前思い出せない」などキャラクターの名前や関係性がわからないなんてことはありませんか?
実際、僕の奥さんも進撃の巨人ハマってて一緒に見てるのですが、「この人誰だっけ?」というのはよくあります(笑)シーズン間が結構空いたりするのでキャラ忘れちゃいますよね。
そこで今回は、The Final Seasonの人物相関図をまとめてみました!これを見ればキャラの名前や関係が一目でわかるようになりますのでぜひご覧ください。
人物相関図
大きく分けてパラディ島に住む「壁内人類」とマーレ国を含む島以外の「壁外人類」に分けてみました。
次は各キャラクターについて細かく見ていきましょう。
壁内人類
104期訓練兵出身
エレン・イェーガー
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
本作の主人公。104期訓練兵出身で調査兵団所属。父親のグリシャから「進撃の巨人」と「始祖の巨人」の力を受け継いだ。マーレ潜入でレベリオ収容区を強襲し「戦鎚の巨人」を捕食し「戦鎚」の力を手に入れた。パラディ島に帰還後、ジークと接触し「地鳴らし」を発動した。
ミカサ・アッカーマン
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身で調査兵団所属。幼いころエレンに助けられてから一緒に暮らしておりエレンを守護することを使命としている。新兵の頃より圧倒的な戦闘力で巨人を駆逐してきた。母親がヒイズル国出身のためヒイズル国の血を引いている。
アルミン・アルレルト
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身で調査兵団所属。エレン、ミカサと幼馴染。判断力に優れており、数々のピンチをアルミンの判断で乗り切ってきた。シガンシナ区決戦時にベルトルトを捕食し「超大型巨人」の力を手にした。
コニー・スプリンガー
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身で調査兵団所属。ラガコ村出身で、ジークに母親を無垢の巨人にされた。母親は足が不自由だったせいか、巨人化してもその場を動けない状態のため4年間殺されずに放置されており、母親を戻す方法を画策している。
ジャン・キルシュタイン
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身で調査兵団所属。かつては皮肉な性格だったが、同期のマルコの死後から次第にリーダー的な存在になっている。
ヒストリア・レイス
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身。かつてはクリスタ・レンズと名乗り調査兵団に所属していた。真の王家・レイス家の末裔でクーデターの末、女王として即位した。現在は幼馴染の男性と結婚し身ごもっている。
サシャ・ブラウス
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
104期訓練兵出身で調査兵団所属。食い意地が強く、訓練兵時代は上官の食料庫から食料を盗んでいた。森で狩人をしていたため、銃や弓の腕が良い。マーレから帰還する際、飛行船を追ってきたガビに撃たれて死亡した。
ユミル
そばかすと鋭い目つきが特徴的な黒髪の少女。壁外出身で名前も持たない物乞いの孤児だった頃に、始祖ユミルを崇拝するカルト教団の教祖に仕立て上げられ「ユミル」と名付けられた。その後マーレ治安当局から人心を惑わした罪により教団幹部らとともに「楽園送り」にされ、以降約60年間を無知性巨人として壁外をさまよっていたが、壁を破壊しにやってきたマルセルを偶然にも捕食し、「顎の巨人」を継承したことで、知性を取り戻し人間の姿に戻った。ライナー、ベルトルトの協力によりマーレに帰還後、自分の意志で「顎の巨人」をマーレに返還し、継承者となるポルコ・ガリアードに捕食されてその生涯に幕を下ろした
調査兵団
ハンジ・ゾエ
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
エルヴィン亡き後の調査兵団の団長。奇抜な言動もあるが優れた観察眼を持っており、巨人を捕えるなど実験をしていた。シガンシナ区の決戦で左目を負傷し、以降眼帯をしている。
リヴァイ・アッカーマン
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
調査兵団の兵士長。“人類最強の兵士”と称される。エルヴィンの遺志を継ぎ、苦闘を続ける。地下街出身で目つきは悪いが、綺麗好きで仲間思い。ジークの自爆に巻き込まれ重傷を負い死にかけている。
フロック・フォルスター
104期訓練兵出身で調査兵団所属。シガンシナ区決戦時、エルヴィンの号令のもと囮の決死の突撃を行ったが唯一投石の直撃を受けずに生き残った。マーレ編ではエレンを支持するイェーガー派の筆頭として過激な活動をしている。
エルヴィン・スミス
調査兵団第13代団長。ウォール・マリア最終奪還作戦にて、「獣の巨人」の投石攻撃で壊滅状態に陥った調査兵団を奮い立たせ、囮として自ら先陣を切って特攻を仕掛けるが、腹部に投石を受け致命傷を負ってしまう。その後、巨人化薬で負傷を治療するべく生き残りのフロックに抱えられてリヴァイ達のもとに連れて行かれるが、混濁した意識の中で少年時代に戻ったエルヴィンを見たリヴァイの「地獄から解放させてやりたい」という判断によって薬はアルミンに使用され、エルヴィンはそのまま静かに息を引き取った。
その他兵団
ダリス・ザックレー
訓練兵団を除く3つの兵団を統括する総統。巨人襲撃の虚報を受けてウォール・ローゼ放棄を決断した王政に見切りをつけ、ピクシスと共にクーデターを起こした。マーレ編ではイェーガー派による私物の拷問椅子に仕掛けられた爆弾で爆殺された。
ドット・ピクシス
駐屯兵団の司令官。トロスト区奪還時にはエレンの巨人化能力の有用性をいち早く理解し作戦を敢行した。マーレ編ではイェレナなどの義勇兵が仕込んだジークの脊髄液入りワインを飲んでしまったため、マーレのパラディ島奇襲ではジークの叫びによって巨人化。地鳴らし発動後、無垢の巨人となって残った兵士たちに襲い掛かってきていたためアルミンによって雷槍を受けて死亡する。
ナイル・ドーク
憲兵団師団長。エルヴィンとは訓練兵時代を一緒に過ごした仲。マーレ編ではジークの脊髄液入りワインを飲んでいたため行動が出来ず、イェーガー派に拘束される。マーレ軍のパラディ島奇襲の際に解放され、捕虜のファルコを守りながら前線に赴いていた。その際、コルトたちを見つけるが、彼らを合流させてあえて逃がした。その後、前線でマーレ軍と交戦するが、ジークの「叫び」で巨人化。無垢の巨人となってカヤ達を追いかけ回し、カヤを捕食しようとしたところをガビの対巨人ライフルを受けて死亡した。
キース・シャーディス
訓練兵団の教官。スキンヘッドにあごひげの強面。教官以前はエルヴィンの前の調査兵団の団長をしていたが、何の成果も得られず兵を疲弊させてしまったため退任。マーレ編ではイェーガー派に同調した訓練兵達のリンチを受けて連行・拘束されてしまう。だがジークの叫びにより再び発生した無垢の巨人に訓練兵達が追い込まれた際に駆けつけ、旧式の立体起動装置を纏って彼らを救出した。
スルマ
訓練兵。眼鏡をかけた丸刈りの少年。イェーガー派がエルディアを導くべきであると考えており、訓練中に乱入してきたイェーガー派に同調し、他の訓練兵達と共に一員に加わった。ジークの叫びで発生した無垢の巨人に食べられかけた際、キースによって助けられた。
王家
ロッド・レイス
ヒストリアの実父で王政の実質的な最高指導者。グリシャがフリーダから始祖の巨人を奪う際にロッド以外の家族は殺害された。家中の使用人として仕えていたアルマと内縁関係を持った結果ヒストリアが誕生したが、正式な一族として迎え入れずそのまま母子を領内の牧場に囲っていた。エレンとヒストリアがウォール・ローゼから帰還した後に、ケニーたち中央憲兵を動員して強引に二人の身柄を確保し、自分のもとへ召致する。かつてグリシャがフリーダから奪った巨人の力を取り返すべく、ヒストリアに巨人化薬を与えてエレンを喰わせようと仕向けるが拒まれて頓挫。錯乱したまま自ら薬を摂取し巨人化したが、鈍重な巨人態だったためエレン捕食に間に合わぬまま調査兵団の迎撃作戦で身体を爆砕され、最終的にはヒストリアによって本体部分を斬られ死亡した。
フリーダ・レイス
ロッドの長女でありヒストリアの異母姉。長い黒髪の持ち主。レイス家に伝わる巨人化の薬を注射して巨人化し、叔父のウーリを捕食して「始祖の巨人」の力と「世界の記憶」を継承したが、グリシャに捕食され死亡した。
ウーリ・レイス
ロッドの弟でフリーダの前の「始祖の巨人」の保有者。かつては兄と共に巨人の駆逐を望んでいたが、「記憶」の継承後は「不戦の契り」に支配され、世を深く憂いつつも父と同様に行動を起こす事はなかった。王政への反逆者であったケニーを中央憲兵として登用し、レイス家の戦力に引き入れた。フリーダに力を継承させるために喰われ死亡した。
ブラウス家
アルトゥル・ブラウス
サシャの父親でマーレの南方訛りで話す。マーレ編では牧場を経営し、カヤなど巨人によって親を失った子供たちを引き取っている。家出した兄妹であると騙ったファルコとガビを温かく迎え入れた。のちにガビがサシャを殺害していた事実を知るが、「過去の罪や憎しみを背負うのは大人の責任」と述べ、ガビに憎しみを見せることはなく、マーレ襲撃後には妻とともにはぐれたファルコとガビを気にかけていた。
リサ・ブラウス
サシャの母親。夫同様に温厚で善良な人物。
カヤ
ウォール・ローゼ内に巨人が出現した際に母親が目の前で巨人に襲われ、身動きできなくなっていたところをサシャに助け出される。以降ブラウス家に引き取られ、ブラウス厩舎で働く。マーレ編では脱走したファルコとガビに出会い、彼らがマーレ出身である事を知りながらも親しく接する。ガビがサシャを殺した張本人であると知ると、怒りを露わにし殺そうとしたが、ミカサに阻止された。サシャの両親と違いその後もガビに殺意を抱いていたが、マーレ襲撃の際に巨人化したナイルに喰われそうになったところをガビに救われ、ガビが兵士にマーレの潜入兵と疑われた際には逆に彼女を庇い、最終的に和解した。
反マーレ派義勇兵
イェレナ
反マーレ派義勇兵のリーダーで、長身の女性兵士。マーレに滅ぼされた国出身でジークを神と称える信奉者。第一次パラディ島調査船団の一員としてパラディ島を訪れた際にマーレ軍上官を射殺して調査兵団に投降、反マーレ派義勇兵として調査兵団に協力する。パラディ島の近代化に寄与し、鉄道技術・港湾整備・友好国のヒィズル国を招いて外交を始めるなど、パラディ島の政府の中枢まで影響する立場になるが、その裏でエレン・フロックらを焚きつけて「イェーガー派」を結成させクーデターを企て、パラディ島の幹部・憲兵にジークの脊髄液ワインを盛った。ジークと共謀し「安楽死計画」を企てた。
オニャンコポン
マーレに滅ぼされた国出身の黒人の兵士。イェレナと共にマーレ兵を制圧して調査兵団に投降し、パラディ島に港を作ることを提案した。マーレ軍のシガンシナ区奇襲が始まると、拘束されていた104期の調査兵団に、イェレナの本当の目的は知らされていなかったことを告白して和解、イェーガー派に拘束されていた全てのエルディア兵を解放した。ジークの支持者の反マーレ派義勇兵だが、ジーク・イェレナが企んだ「安楽死計画」は、エルディアの発展と未来を心から望んでいたため拒絶している。
その他
ニコロ
元マーレ兵の料理人。イェレナらとパラディ島に上陸するが、ハンジ・リヴァイらに捕らえられ捕虜になる。調査兵団と反マーレ派義勇兵が共闘し始めた頃に、104期の調査兵団にマーレ料理を振る舞い、サシャらに絶賛されたことをきっかけにエルディア人と和解した。854年にはパラディ島で料理人としての就労許可も取っており、恋心があったサシャの帰りを待っていたが彼女の無言の帰宅に涙した。ガビとブラウス一家がレストランを訪れた際、彼女がサシャを殺害したと知り激昂してワインボトルで殴り掛かり、彼女を庇ったファルコを負傷させた。サシャの父親に包丁を渡し、ガビを殺すように促すが、彼から説得を受けて思い止まった。ハンジ達にワインにジークの脊髄液が混入していることを明かした。クーデター後は調査兵団とともに拘束され、解放されるとブラウス一家と行動をともにして巨人から避難した。
キヨミ・アズマビト
ヒィズル国の外交特使の貴婦人。同国において多大な影響力を持つアズマビト家の頭首で財閥のオーナー。祭事の前夜祭では日本の着物に似た衣装を着用し、給仕で粗相をしたウドをエルディア人と知った上で庇った。852年にジークの仲介でパラディ島を訪れており、その際にミカサがおよそ100年前に同盟相手のエルディア王家に招かれてパラディ島に滞在していたヒィズル国将軍家の末裔であり、アズマビト家も将軍家を祖とする同族であることを伝えた。協力的な一方で、島を訪れた目的は立体機動装置のガスに使われる「氷爆石」等の資源による莫大な利益を見越している。854年のマーレ遠征作戦後に「地鳴らし」観測用の飛行艇を持ってパラディ島に訪れるが島内で起きたクーデターから港湾施設に避難していた。将軍家の末裔であるミカサには敬意を払い、アズマビト家の利害関係抜きで保護を申し出ている。
カルラ・イェーガー
エレンの母親。845年の襲撃の際、超大型巨人となったベルトルトが蹴破った扉の破片によって家が倒壊したことで瓦礫の下敷きとなり、エレンとミカサをハンネスに託した後、無垢の巨人となったダイナに食われ、死亡する。カルラの死はエレンに強い影響を与え、巨人に強い憎しみを持つきっかけを作った。
壁外人類
マーレ陸軍 エルディア人戦士隊
ジーク・イェーガー
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
エレンの異母兄で「獣の巨人」の巨人化能力者。大柄な体格の男性で、眼鏡をかけて髭を生やしている。「マーレの戦士」戦士長。グリシャとダイナの子で自身の脊髄液を注入されたエルディア人を「叫び」で巨人化させて操る独自の特殊能力を持っている。マーレ編では「始祖の巨人」の力で、自身とクサヴァーの悲願であった、全てのエルディア人の生殖能力を奪う「安楽死計画」を実行しようとするが、エレンに力の主導権を奪われ失敗した。
ライナー・ブラウン
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
マーレの戦士隊副長。「鎧の巨人」の力を宿す。パラディ島潜入時は104期訓練兵出身で調査兵団に所属していた。ウォール・マリア壁上で唐突に正体を明かして調査兵団を裏切るが、この時には壁を守る「兵士」と壁を壊す「戦士」という二つの立場に置かれたことで精神が分裂し、半ば心を病んでいた。マーレ編ではレベリオ収容区にてエレンと再会した際には自責の念に駆られて戦いを放棄しようとするがガビたちの助けを求める声に呼応して巨人化し、応戦した。
ピーク・フィンガー
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
ライナーたちの同期のマーレの戦士で「車力の巨人」の巨人化能力者。長期間の四足歩行の影響か気怠げに見えるが、判断力に定評あり。パラディ島奇襲作戦ではポルコとともに先行して潜入し、調査兵団に変装しポルコと連携してガビを救出。対巨人砲を装着し、マガトとともに壁上でエレンやジークを砲撃し追い詰めていくが、アルミンの雷槍を受けて砲が破壊された。
ポルコ・ガリアード
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
ユミルから「顎の巨人」を継承したマーレの戦士。「鎧の巨人」の継承権を巡ってライナーと争っていたが、ライナーに鎧の巨人の継承権を奪われ、結果的にそのせいで兄を失うことになった経緯からライナーと確執がある。パラディ島奇襲作戦ではピークとともに先行して潜入し、駐屯兵団に変装してエレンに不意打ちを仕掛け、交戦。ライナーとともに連携してエレンを追い詰めるが、ジークの出現によって致命傷を負う。その後、巨人化したファルコに襲われているライナーたちの前に自ら現れ、ライナーに「最期まで自分の方が上だった」ことを主張しながらファルコに捕食されて死亡する。
アニ・レオンハート
マーレの戦士で「女型の巨人」の力を宿す冷静沈着で寡黙な金髪の少女。ライナーらとともにパラディ島に潜入していたが、アルミンに正体を見破られ、ストへス区でのエレンとの交戦の末に捕らえられるが、巨人の硬化能力を応用して生成した超硬質の水晶体の中に自らを閉じ込めて眠りについた。4年間水晶体の中で眠り続けたが、「地鳴らし」によって硬質化が解かれた。憲兵団時代は寮でヒッチ・ドリスと同室だった。
ベルトルト・フーバー
「超大型巨人」の巨人化能力者で「始祖の巨人」の奪還任務のためにライナー、アニとともに壁内に潜入していた戦士隊の1人。ウォール・マリア最終奪還作戦では巨人化時の爆風で調査兵団を壊滅寸前まで追い込み、生き残ったエレンたちを圧倒的な巨体と超高熱の熱蒸気で圧倒するが、最後はアルミンの捨て身の陽動作戦に掛かり、生身のエレンにうなじを斬られ捕らえられる。最期は手足を切断されて動けない状態のまま、仲間たちに助けを求めながら巨人化したアルミンに捕食されて死亡した。
マルセル・ガリアード
ライナーとベルトルトの友人でポルコの兄。「顎の巨人」の巨人化能力者だったが、壁を破壊する前に無垢の巨人としてさまよっていたユミルに捕食されて死亡した。ライナーたちから兄のように慕われ、始祖奪還計画では3人のリーダーを担っていた。弟のポルコのことを大切に思っており、彼に巨人を継承させないようにライナーを持ち上げて逆にポルコを貶めて軍に印象操作をしていた。
トム・クサヴァー
ジークの先代の「獣の巨人」の巨人化能力者。ジークの両親が「エルディア復権派」であり、「楽園」送りにされることを知った際、ジークに両親のことを告発させ、マーレへの忠誠を示させることでジークと祖父母が助かるように仕向ける。その後、ジークに「獣の巨人」を継承させ、自身の任期を全うし、その生涯を終えた。
戦士候補生
ガビ・ブラウン
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
戦士候補生の少女でライナーの従妹。パラディ島の人間を「悪魔の末裔」として憎悪しており「鎧の巨人」の継承を希望している。エレン達のレベリオ区襲撃時は撤退するエレンたちの帰還用の飛行船に潜り込み、サシャを殺害するが捕らえられ、パラディ島へ連行される。パラディ島奇襲作戦では、ライナーを硬質化で動けなくしてから巨人化を解いたエレンがジークと接触する寸前に対巨人ライフルでその首を吹き飛ばしたが、エレンは超大型巨人を上回る巨大な巨人と化して壁の硬質化を解除し「地鳴らし」を発動させてしまう。
ファルコ・グライス
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
マーレの戦士候補生。ガビを守りたいが為、彼女と同じく「鎧の巨人」の継承を志す。ガビともに飛行船に乗り込み、パラディ島へ連れていかれ捕虜となる。ガビと共に脱獄した後、ブラウス厩舎で世話になる。ガビがニコロにワインボトルで殴られた際、彼女を庇うが、その際にワインに含まれていたジークの脊髄液を摂取してしまう。パラディ島奇襲作戦時、「叫び」を阻止するため、ジークの元へと向かうも叶わず巨人化してしまう。自我がないまま鎧の巨人のうなじに噛み付いてライナーを捕食しようとしていたが、身代わりとなったポルコを捕食し「顎の巨人」の能力を手に入れ人間に戻った。
コルト・グライス
出典:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより
マーレの戦士候補生。ファルコの兄。戦士候補生中の最年長でリーダー格。「獣の巨人」の継承が既定路線。マーレ軍によるパラディ島総攻撃の際は、ガビと共にファルコを救出する。ファルコがジークの脊髄液を摂取してしまっている事を知ると、「叫び」を阻止するためジークの元へと向かうも叶わず、ファルコの巨人化の爆風に巻き込まれて死亡する。
エルディア復権派
グリシャ・イェーガー
エレンとジークの父親。エレンの前の「進撃の巨人」の巨人化能力者。幼い頃、両親と妹と共にレベリオ収容区に暮らしていたが、妹のフェイをマーレ治安当局の男に殺されたことでマーレに強い憎しみを抱くようになり、「エルディア復権派」に加わった。その後フリッツ王家の末裔であるダイナと結ばれ、誕生した息子であるジークを「マーレの戦士」となるよう仕向けるが、ジークに裏切られてマーレ政府に密告され、パラディ島に連行された。ダイナや仲間達が次々と巨人化される中「フクロウ」であるクルーガーに救われ、死期が迫ったクルーガーから「進撃の巨人」の継承と「始祖の巨人」の奪取を託される。ウォール・マリア陥落時にはレイス家の人間を巨人化して殺し、フリーダから「始祖の巨人」の力を奪った後、エレンに巨人化薬を注射し、自らを捕食させて死亡した。
ダイナ・フリッツ
グリシャの前妻で、ジークの実母。かつて巨人大戦末期にパラディ島に逃れることを拒み、大陸に留まった王家の一族の末裔。「フクロウ」の手引きによって「エルディア復権派」と合流し、翌年にグリシャと結ばれジークを産む。ジークに密告され「楽園送り」となる。パラディ島ではグリシャに「巨人になってもあなたを探し出す」と告げたのち、彼の目の前で巨人化させられ、壁の外を彷徨い続ける。無垢の巨人として長年パラディ島を徘徊し、超大型巨人がシガンシナ区の扉を破壊したのと同時に壁内に侵入しカルラを捕食した。
エレン・クルーガー
マーレ治安当局の役人。「エルディア復権派」の内通者「フクロウ」であり「進撃の巨人」の巨人化能力者のエルディア人。「エルディア復権派」に武器や資金、情報を提供していた一方で、目的の為なら手段を選ばず、自身の正体を露見させないために多くの同胞・同志に拷問を加え、パラディ島に連行して巨人化させていた。グリシャ達の「楽園送り」の際に自らの正体と「ユミルの呪い」で自らの死期が近いことをグリシャに明かし、「進撃の巨人」の力を彼に継承させるべく捕食され死亡した。
タイバー家
ヴィリー・タイバー
エルディア帝国の元貴族家にして「戦鎚の巨人」を管理するタイバー家の現当主。エルディア人ではあるが他のエルディア人とは違い、生まれながらに名誉マーレ人の称号を持つ。レベリオ収容区での演説でパラディ島への宣戦布告を宣言した瞬間、突如出現したエレン巨人体の襲撃で捕食され、死亡した。
ラーラ・タイバー
ヴィリーの妹で「戦鎚の巨人」の継承者。本来は兄・ヴィリーが継承するはずだった「戦鎚の巨人」を、タイバー家の務めを果たすことを優先した彼に代わり継承する。ヴィリーが巨人化したエレンに補食された後、「タイバーの務め、大変ご立派でした」と告げて自らも巨人化し、エレンと交戦する。当初は戦鎚の巨人が持つ硬質化を応用した武器生成能力でエレン巨人体を圧倒するが、地中に埋まった本体が弱点であることを見抜かれて敗北。最後は顎の巨人の咬合力を利用したエレンに、身を守る水晶体ごと砕かれて捕食された。
その他
テオ・マガト
マーレ陸軍戦士隊の隊長のちに元帥。マーレ人。威圧的な態度で戦士たちに接するが差別意識は薄く、優秀ならば使える部下として認めている。巨人の力の限界とマーレの軍国主義による暴走によってマーレが自壊することを憂いており、マーレ人の徴兵制の復活を働きかけている。レベリオ収容区でのエレンの奇襲で軍上層部が全滅したため、臨時の元帥を代行し、パラディ島のエルディア軍と交戦する。戦後、ライナーのパラディ島を奇襲する案を採用し、人材不足のため元帥でありながら車力の巨人に装着された対巨人砲の砲手を担う。
まとめ
今回は、進撃の巨人の人物相関図をまとめてみました!
めちゃくちゃ長くなってしまいましたが最後まで読んでくれてありがとうございました。続きが気になる方は是非原作の方も読んでみてください!