私事ですが、先日結婚式を行いました!
経験した人ならわかると思いますが、結婚式の準備ってけっこう大変でお金もかかりますよね。できることなら出費を抑えて楽しくやりたいと思う人も多いと思います。
ということで今回は、結婚式の節約ポイントであるペーパーアイテムを手作りしてみたのでその方法を紹介しようと思います!
結婚式のペーパーアイテムとは
結婚式のペーパーアイテムは主に以下のものを指します。
- 招待状
- 席次表
- 席札
- メニュー表
- プロフィールブック
- テーブルナンバー
いずれも人数によって用意する部数が変わりますが、これらを式場で普通に作ってもらうと結構なお値段になります(1部150円~800円くらい)。気に入ったデザインがあればよいですが、これでこの価格は…と思うこともしばしばあるかと思います。節約の方法としては、だいたい以下の3つです。
- 外部業者へデザイン・印刷を依頼する
- 自分でデザインを用意して、外部へ印刷を依頼する
- デザイン、紙の選定、印刷などをすべて自分でする
これらをするときに注意したいのはそれぞれのメリット・デメリットです。
ペーパーアイテムを手作りするときのメリット・デメリット
ペーパーアイテムの節約方法のそれぞれのメリット・デメリットをまとめるとだいたいこんな感じです。
価格(席次表) | 品質 | 必要な設備 | 製作期間 | |
式場に依頼する | 約600円 | 〇 | なし | なし (打合せのみ) |
外部業者へデザイン・印刷を依頼する | 約400円 | 〇 | PC・スマホ | 約20日 |
自分でデザインを用意して、外部へ印刷を依頼する | 約200円 | 自分次第 | PC・スマホ |
約10日 |
デザイン、紙の選定、印刷などをすべて自分でする | 約10円~150円 | 自分次第 | PC・スマホ プリンター |
約10日 |
式場や外部へ依頼すると品質がいいものができますが、コストが高くなってしまいます。手作りやデザインを自分ですると安くすまされますが、デザインをつくったり印刷する紙を用意したりと手間がかかります。自分の技量や予算、時間の余裕をよく考えて選んでみましょう。
ちなみに僕は招待状は式場に依頼しましたが、それ以外の席次表・メニュー・プロフィール・テーブルナンバー・席札に関してはデザイン、紙の選定、印刷などをすべて自分たちで行いました。特に技量があったわけではないですが、時間の余裕が比較的あったので自分たちでやってみるのもいいかなと思ってチャレンジしてみました。
ペーパーアイテムの作り方
ペーパーアイテムを自作するときは、一からデザインをするのはさすがにハードル高すぎるのでWebサービスのテンプレートを活用しましょう。テンプレートを活用すると、デザインやフォントは選択肢の中から選ぶだけなので簡単に作ることができます。
では、実際にWebサービスを使って席札などを作成する場合はどうすればよいか、おすすめのサービスや注意することなどの3つのポイントをご紹介します。
おすすめのwebサービス
いろいろ探した結果、僕のおすすめのwebサービスは以下のものです。
Canva(キャンバ)
Canvaは無料で使えるオンラインのデザイン作成サービスです。結婚式だけでなく、いろいろな無料でおしゃれなテンプレートが数多くあります。写真素材やイラストも豊富でサイズ変更も簡単にできて自由度が非常に高いので、プロフィールやメニューなどを自作したい人におすすめです。Web上にアカウントを作成するので、PCだけでなくスマホからもアクセスできます。
FARBE(ファルベ)
FARBE(ファルベ)は、ペーパーアイテム以外にもおしゃれな結婚式小物がそろう通販サイトです。ファルベには素材のみが届けられて、自宅で入力と印刷をして完成する「手作りDIYセット」と、原稿を送りFARBE側で完成したものを送付する「完成品オーダー」を選択できますが、テンプレートのみダウンロードできるサイトもあります。お好みの用紙を使って手作りしたい場合はこちらのサイトの利用がおすすめです。
使い方は無料会員登録ページからユーザー名、メールアドレスとパスワードを入力して登録をするだけです。登録が完了したら、あとは好きなデザインアイコンのダウンロードボタンを押せば素材が手に入ります。
bless(ブレス)
bless(ブレス)は、結婚式の招待状や席次表などウエディングアイテムを印刷できるサービスです。データ入力するだけで作成できる「印刷込みセット」やアプリで作成して印刷はおまかせもできますが、「手作りキット」を注文して自分で手作りすることもできます。もちろん、テンプレートのみのダウンロードもできます。
ラベル屋さん
ラベル屋さんはエーワン製品のラベルシール・カードにプリントするデザインを作成できるサービスです。無料でインストールも不要ですので、お持ちのプリンターで必要な分だけすぐにプリント可能です。
結婚式だと主に席札のデザインで使えます。名刺サイズでディズニーチケット風席札を作ったり、チケットサイズでライブチケット風席札などオリジナルのものが簡単に作れます。また、名刺サイズだとA4サイズ1シートで10枚ほどできるのでコストもかなり抑えられます。
テンプレートを使う際の注意点
おすすめのwebサービスを紹介してきましたが、テンプレートを使う際は以下に注意しましょう。
テンプレートデザインをいじりすぎない
テンプレートのデザインを自身で編集する際は、いじりすぎてしまうとバランスが崩れ、整って見えなくなってしまうことがあります。デザイン要素を大きく変えないように編集するする前にテンプレート選びに時間をかけて、変更があまり必要でないものを選びましょう。
印刷する紙をイメージする
テンプレートを使用するときはあらかじめ印刷する紙の質感、サイズを選んでおきましょう。紙質は結婚式のイメージや挙式のスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。たとえば高級なホテルでの披露宴ならマット紙、和装婚なら和紙、リゾート婚やカジュアルな感じならクラフト紙などがおすすめです。また、サイズはデザインを決める前に選んでおかないと印刷ずれなどが起きてしまうので、あらかじめ決めておいてそのうえでデザインを作成しましょう。
Canvaを使ったメニュー・プロフィールの作成方法
では実際にCanvaを使ったメニュー・プロフィールの作成方法を紹介します。今回は、内側が席次表、外側がプロフィールとメニューになったA4三つ折りの冊子を作ります。
1.サイズを設定する
Canvaを無料で使う場合は後からサイズの変更ができないので最初にサイズを決めておきましょう。今回はA4サイズなので幅297×高さ210mmのサイズにします。
やり方はCanvaにログインしたら、右上のカスタムサイズを選択して幅と高さを入力します。入力したら新しいデザインを作成をクリックします。
2.テンプレートを使う
デザイン画面に移行したら左側の検索ボックスからテンプレートを検索します。今回は3つ折りのデザインを使いたいので、「3つ折り 結婚式」で検索します。
検索結果がボックスの下にたくさん出てくるので、気に入ったテンプレートを選択することでデザインの編集ができます。ここで気を付けてほしいのは、印刷する紙にあわせたデザインにすることです!多くの家庭用のプリンターだと縁までは印刷できないので、全面カラーのテンプレートだと縁が浮いてしまいます。おすすめは背景を白地にすることで縁を気にせずにデザインできます。
3.デザインを編集する
テンプレートが決まったら、デザインを編集しましょう。多くの3つ折りパンフレットのテンプレートはA4サイズになっていないのでバランスを見ながら調整してください。
三つ折りなので左側はプロフィール、真ん中はメニュー、右側が表紙になるようにします。僕の場合は気に入った書体やイラストを貼り付けて色とサイズを変更して作りました。
今回は内側の席次表はワードのテンプレートで作成しましたが、Canvaで席次表も作ることができます。
4.保存して印刷する
デザインが完成したら左上のダウンロードをPDFを選択して保存します。ほかの形式でも保存できますが、PDFの方が印刷しやすいと思います。
紙はお好みでよいですが、厚さがしっかりしたものがいいです。文具屋で探すなら130~150g/㎡(ポスターやはがきくらい)のものがおすすめです。厚さの選び方は下記のリンクが参考になります。
ちなみに僕は「ファンシーペーパー レザック66 ミルク #130」を購入しました。近くの文具屋では10枚で330円だったので1枚あたり33円で作ることができました!
まとめ
今回は結婚式のペーパーアイテムを手作り方法を紹介しました!
実際にCanvaを使って作成したものを結婚式で使用したので、ペーパーアイテムに関してはかなり節約できたと思います。
これから結婚式を挙げる方はぜひ参考にしてみてください!