これから注文住宅を建てたい人でこんな風に思ったことはありませんか?
- 注文住宅を頼みたいけどどこがいいのかわからない…
- 工務店やハウスメーカーがたくさんあるけどどうやって選べばいいの?
- 選んだ人の決め手が知りたい!
この記事を読めば、最適なハウスメーカーの選定方法を知ることができます。僕らもハウスメーカー選びに迷っていましたが、最終的には「何を重視するか」を考え決めました。僕らの場合はデザインと価格でハウスメーカーを選びました。
なぜそのような結論に至ったか、今回は僕の経験をもとに注文住宅のハウスメーカーの選び方について解説します。ハウスメーカー選びを検討中の方は是非参考にしてみてください!
事前準備として予算と部屋数を考えておく
メーカーを選ぶ前にまずはだいたいの予算と部屋数(家の大きさ)を考えておきましょう。まずこれが決まってないと打ち合わせに時間がかかってしまいます。
予算をどのくらいにすべきかは持っている資産や収入によって変わるので勉強が必要です。一般的に住宅ローンの借入は年収の7倍くらいまで借入可能ですが、その金額で予算を組むと生活が結構厳しくなりそうです。
リベ大YouTubeの両学長によると、毎月の返済額が月の手取りの30%以内が適切な借入金額の目安と言っていますので、こちらを目安にして考えてみましょう。
マイホームを購入するときの考え方、リセールバリューについてはこちらの本で詳しく説明しています。興味があれば買ってみてください。
僕らの場合は子供なし夫婦共働きで年収1,000万円超えていますが、出産などで片方が働けなくなることも考えて予算は3,000万程度にしました。
部屋数は家族構成やどういう家にしたいかで決めます。まあこれは後でからでも変更可能なので大まかに考える程度でもいいです。僕らの場合は現在は夫婦二人のみですが、将来子供二人できることを仮定して子供部屋2、寝室1、和室1の4LDKを考えました。
ハウスメーカーを選ぶために情報収集する
次はハウスメーカーを探しましょう。注文住宅を建てるとき、ハウスメーカーや工務店の協力は必須です。ただしメーカーの数は山のようにあるのでその中から選ぶのはなかなか難しいです。
手っ取り早く家を見たい方は住宅展示場へすぐに行きがちですが、一番最初にこれをするのはあまりおすすめしません。なぜなら営業との話が長くなりがちで時間が無くなってしまうからです。
なので最初はネットや知り合いに聞いて情報を得ることが大事です。知り合いに聞くのもいいですが、ネットで情報を集めるならおすすめは一括見積サイトです。家に居ながら無料で資料請求できるので比較検討をすることができますので空いた時間で資料を見ることができます。
一括見積サイトには以下のようなサイトがあります。
結論から言うと【PR】タウンライフ一択です!タウンライフ以外は提携会社は多いですが一括見積というかは一括資料請求のみです。一方タウンライフは提携会社は他ほど多くはないですが大手ハウスメーカーや中小工務店などは十分にあり、間取りから見積もり、土地探しまで依頼できます。
タウンライフであれば、自分の好きな間取りで複数のハウスメーカーから無料で見積もりが取れるので、これから家づくりを進める人にとってはめちゃくちゃおすすめできます!
【PR】タウンライフ
地域によって見積できるハウスメーカーは違うと思いますが、僕が依頼したときは17社に一括で見積依頼出せました。
気に入ったメーカーを3~5社選ぶ
一括見積サイトなどで情報を得たら、最終的には3~5社に絞って比較するといいと思います。多すぎると時間が無くなってしまうので、ある程度は絞った方が無難です。絞り方は好みによりますが、気に入ったところがあれば実際の展示場やショールームに行って建物を見たり、話を聞いたりして決めます。
僕らの場合は展示場にも行きましたが、会社の福利厚生でハウスメーカーを紹介・割引してくれるサービスがあったのでそちらも利用して決めました。この時点での選び方は完全に口コミとかブランドイメージでしたね。ちなみに僕が選んだのは住友林業、住友不動産、パナソニックホームズの3社でした。
ある程度絞ったら、今度は営業担当と打ち合わせして比較していきます。
打ち合わせして性能を比較する
打ち合わせに入ったら、各社の強みや聞きたいことをすべて聞きいて比較します。比較ポイントは以下のような点に注目するとよいと思います。
- 資本金
- 価格
- デザイン
- 工法
- 耐震性
- 省エネ性
- 設備
- 営業の対応
- アフター保証
打ち合わせして間取りや見積がでたら上記のポイントをもとに比較表を作ってみましょう。僕らの場合はこんな感じになりました。※〇、×、△は主観です。
メーカー名 | 住友林業 | 住友不動産 | パナソニックホームズ |
資本金 | 326億7,200万円 | 1,228億535万円 | 283億7,500万円 |
価格(本体+付帯工事) | △:3,012万円 | 〇:2,690万円 | ×:4000万円以上 |
デザイン | △ | 〇 | 〇 |
工法 | 木造BF構法 (ビッグフレーム構法) |
木造軸組工法 (ウッドパネル工法) |
制震鉄骨軸組構造 <HS(ハイパースペース)構法> |
耐震性 | 〇 | 〇 | 〇 |
省エネ性 | 〇 | 〇 | △:全館空調必須 |
設備 | △ | 〇 | 〇 |
営業の対応 | 〇:丁寧だが拘束時間長い | 〇:適度な時間、知識豊富 | △:若干頼りない |
アフターサポート | 〇 | 〇 | 〇 |
パナソニックホームズは2階建て希望と言っているのに平屋しか見せてくれないし、価格が高すぎること、営業の対応がちょっと頼りないということで早々に離脱。全館空調、オール電化が基準というところも僕らの希望に合っていませんでした。
住友林業は床材や工法に木の良さが感じられ、営業の対応もとても良かったので有料の敷地調査までは依頼しました。ですがこちらも本体の価格が高かったことと、設備は追加オプション、提案してきた家のデザインと間取りが気に入らなかったということでやめました。あと住友林業は打ち合わせ時間が長かったこともマイナスポイントですね(5時間くらいのときもありました…)。
住友不動産は早々に希望の間取りを提案してくれ、価格も大手ハウスメーカーにしては安く抑えられたところ、高いグレードの設備が標準仕様ということろ、何よりデザインがかっこよいところが良かったですね。見積時期が決算期だったこともあり、タイルデッキや掘りごたつをサービスで無料でつけてくれたこともプラスポイントでした。営業担当はベテランの女性ですが、住友不動産の営業はセールスエンジニアといって技術知識がある営業一人が窓口となって進めてくれるので家の性能だけでなく土地の分筆なども相談に乗ってくれたのが良かったです。耐震性やサポート体制は口コミだと他社に劣るような印象でしたが、調べてみると他社とそこまで違いがないとわかったので最終的に住友不動産に決めました。
選び方の結論としては、「何を重視するか」によって決めべきだと思います。僕らの場合はいろいろ見てきた結果、デザインと価格を重視していることに気づいたのでこれを重視して選びました。土地の都合で家を建てるのは1年以上先になりますが、これで良かったと思っています。
よかったなと思った方は是非参考にしてみてください。
本記事で快適な暮らしの手助けになればうれしいです。